トーキングマット(Talking Mats)

意思決定支援ツール トーキングマットとは


言葉によるコミュニケーションが可能であっても、自分の心の中の思いをうまく表現するのは容易ではありません。言葉の表出が難しい場合には、さらにご本人の心からの希望を読み取ることが難しいと考えられます。

トーキングマット(Talking Mats)は、1998年に、スコットランドのスターリング大学研究者が開発した意思決定支援(コミュニケーション支援)ツールです。主にソーシャルワーカーやアドボケイト、SLT(言語聴覚士)などの専門職が、認知症高齢者、学習障害・知的障害のある人、その他記憶保持やコミュニケーション等に支障がある方に対する支援策として活用されています。自宅での過ごし方、外出先の過ごし方、セルフケア、仕事、お金の使い方、医療に関することなど様々なテーマが設けられています。

厚生労働省「障害福祉サービス等の提供に係る意思決定支援ガイドライン」モデル研修においても、トーキングマットの活用場面が紹介されています。

2018年4月にSDM-Japan副代表の水島氏が日本初のトーキングマット社認定トレーナー資格を取得し、2019年には英国及びニュージーランドにおいてSDM-Japanの5名のメンバーが基礎研修を修了しました。このようなメンバーで構成されるSDM-Japanトーキングマット開発チームが、トーキングマットの効果的な使い方を学ぶための入門研修(90分)や基礎研修(1日)を提供するとともに、カードの購入方法等についての情報提供をいたします。なお、基礎研修修了者には、英国トーキングマット社名入りの修了証が交付されます。

本年度の基礎研修に関する最新情報は【開催予定イベント】をご覧ください。

私たちは、トーキングマットを日本の意思決定支援の実践に取り入れるべく、スコットランド政府・英国大使館及びトーキングマット社の協力を得て、日本語版カードの開発を行っています。

トーキングマット社ホームページ

認定トレーナーリスト


トーキングマット紹介ビデオ


志村雅人さんとトーキングマット ー自宅生活についてー

トーキングマットの基本的な使い方

  1. 獲得目標に沿ったテーマとスケールの内容を決め、本人に説明。
  2. テーマに合わせたオプションカードを対象者に1枚ずつ渡し、任意の場所においてもらう。カードに関連する質問も適宜行う。
  3. 置かれたカードの意味と置いた場所の変更の有無を確認する。
  4. 同意を得て写真撮影。ケア記録等に綴じておく。
トーキングマット図表

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